マンガから学ぶこと

マンガから業務に関する知識を得ることが多々あります。最近のマンガは社会問題をテーマに扱ったものが多く興味深いです。司法書士業務に関連するものであれば「オッドスピン」というマンガで不動産取引における地面師問題をテーマに取り上げられていました。島耕作も現在、社外取締役に就任しているため、会社法の知識が良く登場したりします。

「リエゾン -こどものこころ診療所-」というマンガは後見業務において役に立っています(ドラマ化もされました)。舞台は児童精神科の病院なのですが、児童に限らず後見業務に関連する問題を多くテーマに扱っています。登場人物も医療従事者だけでなく、介護関係者や行政等、わたしが後見業務で一緒に仕事をしている方と同じ立場の方も登場しています。初めてお会いする方もマンガでいうとこの立場に当たる方か、と仕事のイメージがつきやすくなったりします。

後見業務は一人で取り組むことはできません。一緒に支援する方がいて成り立っていると日々感じます。支援者や協力者、その方が抱える問題を理解する上でも日々の業務にマンガが大変役立っています。

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