細かい気遣い。
とある案件に関して家庭裁判所から電話がかかってきました。嫌な予感がするなぁ、何か書類の記載ミスや添付漏れがあったかなぁ、とビクビクしながら電話に出ました。内容は郵便配達員さん手渡しの書類を送りますが事務所にいますか?というものでした。年末で私が休暇に入るかもしれないのでわざわざ気を遣って頂いたのだと思います。
裁判所の担当の方も忙しいし、業務上必ず行わなければならない連絡でもないにも関わらず、連絡して頂けたことは、些細なことですが、とても嬉しい気遣いでした。もし、私が事務所にいなければ裁判所の方だけでなく郵便配達員さんにも迷惑がかかってしまいます。と、同時に自分自身も仕事を行う上でこのような気遣いができているか、疎かになっていないか、と改めて考えるきっかけになりました。
美は細部に宿るといいます。先のM-1グランプリの漫才の中にも笑う準備のために細かい気遣い・テクニックがあったのでしょう。