職種は違っても似ているところがあるのです。
書店で目に止まった「フリーランス病理医はつらいよ」という本。病理医の仕事はマンガ「フラジャイル 病理医岸京一郎の所見」を通して何となくのイメージは持っていました。読みながら私たち司法書士と似ている所があるなぁ、と。関西と関東で仕事の仕方(プレパラートの動かし方)が異なるところとか。また、病理医の役割が「お医者さんのお医者さん」というのもぴったりな表現だと思います。著者がなぜフリーランスの働き方を選んだのか?医師の労働環境にも言及されており興味深かったです。病理医に限らず、工夫次第で他の職業もフリーランスで働くことが可能になっていく時代に突入していっている、と感じました。